出産って日常の奇跡
以前妊娠中に問題なく元気で過ごせた私なりの理由を
つらつらと綴りまして、その後無事に出産。
もうよかったの一言につきますね。
思い返すと、明け方なんだかちょっとお腹が痛くなり(生理が始まったような)そこからだんだん腰が痛くなりついに陣痛が来たと確信。
夫に時間を見てもらう
3〜5分間隔
、、、え!?!?
10分切ったら病院に電話するんじゃなかったけ?
と焦るりながらも「初産はめちゃくちゃ時間かかるしまだまだ序の口。こんな夜中電話したら病院も迷惑やな」と何故か冷静。でも痛い
私のからだは日々夫のマッサージがあって成り立っているので、痛いと感じると夫に声掛け、半分寝ながら腰を押してもらった。
あと何時間の戦いになるかわからんし、睡眠確保しなきゃと数分の間に寝ようとするが一瞬で痛いのがかえってくる。
だけどまだまだ生理痛のひどい私からしたら日常の感覚でした。
そんなこんなしながら午前中がすぎ、お腹の痛みはとっくに消え去り腰とお尻のあたりの痛みになってた。(このとき永遠にお尻が痛くなるとも知らず)
お昼過ぎて余りにも怠そうで、出血もあったので夫が心配し病院にいくことに。電話もしてたので到着してすぐみてもらえるかと思ったら大間違い。午後からは産後の定期検診が行われて病院内は満員。「順番にお呼びしますねー」っと言われるがこっちはもう早く診てほしい!!しかも周りは全員新生児連れの幸せいっぱいの待合室。席もなく端っこでうずくまっておりました。
そして内診後、15時入院へ。
部屋の説明受けたり着替えて横になりまだまだ余裕でした。なんならお菓子食べてました。
そして晩ごはんが配膳され、この頃にはだいぶお尻の下の方が重痛くなってきて食欲わかず、、、。
パワーつけなきゃと思うが献立が薬味御膳だった(笑)味付けを薄めにするために、食事ほとんどにネギ、ショウガ、ミョウガなど入っており私の苦手なものばかり。諦めました。
食後あたりから痛みも本格化。具体的にどこが痛いかというともう肛門の一点。お腹は一ミリも痛くなく肛門を抑え続けるのに全集中でした。
痛さも増して冷や汗ダラダラ。体温下がってか震え出したので湯たんぽを作り抱きしめる。今度はからだどんどん熱くなっていった。冷えは良くないとされるのでこれでいいと思っていたがこれが大間違い。
そろそろお産が進んできたので一度体温チェックしてこのご時世、新型感染症じゃないか見ますと。まさかの微熱発覚。感染症と疑われ鼻に3回も検査キットを突っ込まれる。もうこれが地獄で、ただでさえしんどいのに。結果陰性だけど本検査結果出るまでは赤ちゃんと接触させないと、また陽性だったら転院ですって。もうなんてこった
しょうがない。今は赤ちゃんが必死出てこようとしていることに意識を集中して一秒たりとも呼吸を送り続けた。肛門を自分で押さえながら。
その後、感染症疑いになり助産師さんは来てくれず一人で一晩耐え続けることに。肛門を押さえながら。
明け方もうお尻が限界と思い、赤ちゃん間違ってお尻から生まれるんちゃうかと本気で思い出した頃、なぜかその考えにしっくりきて勝手に力んでみる。破水。衝撃的でした。これが結果的にお産を後押ししたみたいで、助産師さんも分娩室の準備を始めてくれた。
なんとか分娩室移動し、ここからはとても穏やかでした。スマホをセットして自分で動画を回し、一言も叫ばずびっくりするぐらい静かなお産でした。(笑)
1時間ほど頑張ったところで赤ちゃん誕生日
おめでとう!おめでとうと何度も声掛け終始冷静でした。産んだあとも「助産師さんも一人で対応大変やな」とか「意外と長かったけどあっさり」とか色んなこと冷静に考えておりました。
普通に「あれ!?もう一人くらいすぐにでも産めそう」とか
めちゃくちゃ人生の特別なことなのに日常のプラスαくらいな感覚でした。
それと同時に女性ってすごいって思ったし、カラダってよくできてる。命ってすごい。てひしひしと感じました。
日常と奇跡って反対のことなのにこうやってすり合わさって命が受け継がれる。そんな風に思いました。とにかく元気に産まれてくれて母は一安心と。10ヶ月お腹の中で一緒に過ごしてたのにあなたと私の感覚に。母になったんだわ。これから人生色々過ごしましょうと。
そして私の場合検査結果出るまで赤ちゃんと接触できずで、処置が終わり、着替えて部屋に帰り、すぐお手洗いにも行け、朝食を完食しゆっくり過ごしておりました。これもとても日常感
以上これが私の出産レポートでした。
その後結果、陰性でずっこけそうなりました